安心院は「農」と共に豊かさを育んできたという歴史と先人たちの思い、美しい自然という豊かな資源を持ちながらも、日本全国のありとあらゆる地域で起こっているような、人口減少を発端とする、空き家問題や放置竹林、耕作放棄地の増加などの地域課題にも直面しています。
ドリームファーマーズJAPANは地域の課題を課題のままで放置せず、地域の魅力として掘り起こし、新しい価値を生み出すことで、持続可能かつ豊かな地域社会の一例を創り出す挑戦として、さまざまな取り組みを実施しています。
空き家問題への取り組みの一つとして、2023年4月に一棟貸切りの宿「古民家BASE・龍王」を開業しました。
明治 31 年(1898)に建てられ、虎の鏝絵がシンボルの古民家を和モダンにリノベーション。
農泊を体験しながら、安心院の魅力も味わえる貸切り宿です。
農業関係の生産者減少が直接的に影響している「耕作放棄地・放置竹林」問題。
私たちは新たに農地を開拓し、畑のオーナー制や業務委託を通じ農業の活性化に取り組みます。また放置竹林は、そのまま放置すると土砂災害や倒壊の恐れ、景観の悪化にも繋がるため整備し、竹林のキャンプ地を建設しました。
農村発展キャンプ地として再構築した竹林キャンプ地を、「農泊」とはまた違うアプローチで安心院を楽しめる場所として提案します。
2020年2月にYoutubeでドリームファーマーズちゃんねるを開設。安心院や大分県、ぶどう畑の魅力の発信や、ふるさと納税、ぶどう畑のオーナー制など、関係人口創出に取り組んでいます。
また農泊発祥の地安心院のブランドPRの為の農泊ラジオ番組(NOAS FM)も持っています。